DELL Dimension 4700C の改造 (3)

DELL4700C

パーツの改造、交換をしていきます。


CPUクーラー

CPUクーラーのネジ止めは、約47mmx82mmでした。AMDの規格ともIntelの規格とも異なるので難しいです。「強引に」固定するならAMD用のクーラーですかね...
ブロワファンのネジ穴には80mmファンが固定できそうでしたが、手持ちのネジでは短すぎて固定できませんでしたので、ホームセンターで30mmのネジを購入。

CPUファンは部品箱に眠っていた、CoolerMasterの8cm-PWMファンを再利用します。
PWMファン

..ここで問題は「DELLのCPUファンコネクタは違う」ということ。

(2010年くらいまで?)DELLのCPUファンコネクタは5ピンで、昔のCD-ROMドライブにあったAudioコネクタのような形状をしています。そのため、上のような一般的な4ピンコネクタは刺さらないし、動きません。
配線順も違うので強引に差し込んだりしても、ファンかMBが故障する可能性があります。



オーディオケーブル
..まず準備として..部品箱に眠っていたCD-ROMドライブ用オーディオケーブルを解体してコネクタを外します。
 何でこんなもの眠ってたんだろう..しかも3本..

ノッチは邪魔なのでニッパで切り取ってフラットな4ピンコネクタに加工しておきます。





解体したピン
PWMファンのコネクタはピンを押して上手に抜くと解体できます。









加工したピン
解体したピンをさっき作ったフラット4ピンコネクタに「DELL配置で」差し込んでいけば、準備完了。

5ピンソケットに4ピンコネクタを使用しますから、位置には注意です。









CPUファン改造

結果は..一応動作しましたが...冷却力不足のようです。ファンの位置が悪いのか、PWM制御がきちんとできていないのか、微妙に違うコネクタとピンを使っているので接触不良があるのか...起動時にBIOSでの警告が出ることも...

センサーの数値では最高で56℃と出ていますがヒートシンクに触った感じからすると、元々のブロワファンの方がマシのような気がします。
(訂正: 4700Cのマザーには温度センサーもファンコントロールモニタもありません。56℃というのはRadeonボードのセンサーでした)


メモリ

メモリジャンクで見つけた DDR2-800-2Gx2 に変更しました。..完全にオーバースペックです。
32bitCPUなので1G無駄になってますし、MBの仕様では533MHzまでしかサポートしてません。

...ヒートスプレッダがいいなーと思って、つい...






電源ボタン

電源ボタン電源ボタンはとりあえず押せるものを自作しました。100円ショップのLEDライトを分解してスイッチを取り出し、配線しておきます。しかし、これがトグルスイッチなのでイマイチです。
ちゃんとしたスイッチを(100円ショップで)探してみます。

4700Cのフロントパネルコネクタの仕様は(公式のは)見つかりませんでした。DELLの他機種の非公式資料などから類推して、そこに装着しています。







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